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概要
「企画力で勝てる営業にしたい」という幹部の思いからスタート。そもそも何が企画力向上につながるのか、どうなれば企画力が向上したと言えるのか。そこがあいまいな中で、研修メニューは沢山あるという状況。そこで、トライツのたたき台を使って短時間で「企画力」の見える化を行いました。
企業情報
- 業種・業態:飲料メーカー
- 事業規模:売上高 1,000億円超
- 営業体制:広域展開・多拠点営業部門あり
支援テーマと課題
- 企画力を強みに変える営業育成の仕組み化
- 課題
- 「企画力強化」と掲げられているものの、何をもって“強化された”と言えるのかが不明確
- 社内に点在する研修メニューが多すぎて、営業部門の育成方針がぼやけていた
- 育成の基準・目標が不在のまま「育てる」活動が続いていた
支援内容と工夫
- 短期間で“企画営業”に求められるスキル・役割を定義
- マーケティング、販促企画、データ分析なども含めた複合スキルを網羅した「企画営業スキルマップ」を策定
- 点在していた研修・育成施策を統合・再設計し、育成ロードマップに落とし込んだ
- 既存資産(研修、マニュアル、スキル定義)を活かしながら、再構築する“整理と統合”型アプローチ
- 担当者が“自分たちで考えた”と実感できるよう、アウトプットの「見える化」と「議論の叩き台づくり」に重点
成果
- 企画力の定義と評価基準が明確になり、育成の「軸」ができた
- 社内の研修メニューが「なんのための研修か」整理され、育成プロセスに一貫性が生まれた
- 営業担当者の自己評価・上司評価の仕組みが整い、育成と評価のPDCAが回るようになった
キーワード
製造業、企画営業、人材育成ロードマップ、スキル可視化、マーケティング、営業育成設計
担当コンサルタントの声

叩き台をお見せするたびに、クライアントの皆さんがどんどんアイデアを出されて、そのやりとりが非常に活発でした。
短期間での構築でしたが、「こんなにまとまったものが早くできるとは」と喜んでいただけたのは大きな成果でした。