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概要

Salesforceを導入してそれなりにデータは蓄積されてきたものの、次の一手をどうすればいいかというお悩みがありました。そこで全てのデータをトライツで分析し課題を整理した上で、今後の施策をまとめ、実践までサポートしました。

企業情報

  • 業種・業態:情報サービス業
  • 事業規模:3,000億円以上

支援テーマと課題

  • Salesforce活用の停滞を打破し、営業活動の成果に直結させる再活性化支援
  • 課題
    • Salesforceは導入済だが、活用されず単なる“電子日報”と化していた
    • パイロット導入した部署での成果が見えず、次の一手が描けない
    • 客観的に現状を把握し、現場が納得する改善方針を示してほしい

支援内容と工夫

  • Salesforceに蓄積された入力データを定量分析し、活用状況と問題点を可視化
  • 営業マネージャー・営業担当者に対するヒアリングを実施し、運用上の課題と意識のギャップを整理
  • システム設定・運用改善案に加え、営業活動およびマネジメント手法まで含めた再活用プランを策定
  • パイロットチームで改善案を実践し、運用定着まで支援
  • システム面だけでなく、営業プロセスそのものを見直す視点を重視
  • 膨大なテキストデータのナレッジ化と、現場の肌感に寄り添ったインタビュー設計
  • ユーザー視点を起点にした「使われるSalesforce」へのシナリオ構築

成果

  • Salesforceの活用実態をデータと現場の声の両面から整理
  • 営業支援システムとして「何を見える化し、どう判断に活かすか」が明確に
  • パイロットチームで現場主導の改善プロセスが定着し、運用拡大の基盤を構築
  • システム改善と営業マネジメント改善の両輪での改革が実現

キーワード

情報サービス業、Salesforce、SFA、営業マネジメント、営業プロセス、データ活用、CRMリカバリ

担当コンサルタントの声

寺島孝輔

単なるシステムの話ではなく、「営業として何を強化すべきか」という観点からの分析が成果につながりました。
技術的な機能提案よりも、現場の声を汲み取ることが改革の第一歩だったと思います。