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団結力を高めるカギは「今」から目を背けること!?社内コミュニケーションの事例紹介

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「昔と比べて組織の団結力や一体感が落ちている」と感じていませんか?

以前の日本企業は、社内運動会や社員旅行、支店や社宅単位での飲みニケーションなど、目先の仕事以外についてコミュニケーションする場がたくさんありました。このような場では、組織の昔話や、仕事での武勇伝、そして組織の将来の姿などが語られていたものです。こういったコミュニケーションの場によって、普段知ることができない他部署の人のことを分かることができました。「いつかあの人と仕事をしたい」と思うきっかけになったり、思いもかけない視点でのアドバイスによって仕事の悩みが解決できたり、組織の将来に希望を持つことができたりして、これらの積み重ねが組織の団結力を高めることにつながっていたのです。しかし、バブル破綻以降、運動会や旅行などはコスト削減やワークライフバランスという動きにより、ムダなものとして多くの会社で失われていきました。その結果、多くの職場で話されることは目先の仕事の話だけになりがちです。そうなるとどうしても厳しいやりとりだけになって徐々に組織がギスギスしてきて、「チームで何とかしよう!」などという団結力が発揮しにくくなってしまうのです。
もちろん組織の団結力が弱くなっているのは、働く人の価値観の変化など他にもいろいろな要因もありますが、社内コミュニケーションの変化は大きな要因の一つであると考えられます。

ではどうすれば良いのか?以前のように社内運動会を復活させたり、社内の飲み会や社員旅行を開催する会社も増えています。それも一つのアプローチでしょう。

ただ、いろいろな社内の諸条件からいきなりそんなことがやりにくいのも現状です。大切な事は「今」「目先」の仕事の話から少し離れて、お互いを理解し合う場を作ること。しかもそれが間接的であっても仕事にプラスになるイメージが持てるものであれば社内での説得もしやすくなります。

そこで今回のトライツブログでは、団結力を高め、かつ仕事にも役立つ具体的なイベント事例をご紹介しましょう。

1.工夫の自慢大会

自分が取り組んでいるプロジェクトや業務について、年に1~2回の頻度でチームのメンバーに自慢する場をつくってみましょう。とある営業組織では、全営業担当者がその期間内に作成した渾身の提案書をメンバーの前でお披露目します。自慢するからには受注できているのがベストですが、もし失注していたとしても、工夫したことや新しいアイデアをメンバーに自慢しています。時折笑いも起きるリラックスした雰囲気の中で、それぞれのメンバーが工夫した内容を良い意味で「盗み合い」ながら、お互いの営業活動に関心を寄せ合い、自社の営業として何があるべき姿なのかを擦り合わせているのです。

自慢大会を開催するときは、普段のマネジメントのように粗探しをしてしまわないよう気をつけましょう。気になる部分をフィードバックしても構いませんが、それ以上にメンバーの学習や工夫・独創点を見つけて、今後その工夫をいかに組織として活用できるかを考えながら進めていくのです。このような雰囲気を維持することができれば、発表者も「また新しい工夫を試して見よう」「次はあれを発表しよう」と思うようになり楽しく続けられることでしょう。

2.組織の良い話をつむぐ会

自分たちの組織で起きた物語をまとめてみましょう。とある組織では、数年に及ぶ自分たちの事業変革の物語を本にすべく、担当チームを作って執筆・編集作業を進めています。その中では、事業トップだけでなく、一営業担当者、一技術者の活躍や苦労が活き活きと描かれています。本社との確執、大型案件の受注、部署全体を揺るがしたトラブル、これら一つひとつがこの組織を語る上で欠かせないエピソードなのです。

組織が一体感を持つためには「なぜこの事業をしているのか」「なぜこのやり方で仕事をしているのか」「仕事の中で何を大事にしているのか」をチームの各人が理解していることが大事です。しかし、休憩時や終業後の飲み会の中で断片的にエピソードを聞いているだけでは、そのエピソードが表す組織の価値観や事業に対する想いは、中々メンバーに伝わらないものです。これらを共有するのに格好の手段が、メンバーが自ら自分たち組織の物語をつむぐことなのです。

3.未来を描く会

チーム全員で自分たちの将来の姿を描いてみましょう。ある組織では、年に一度、全社員で自社のビジョンとミッション、中期計画の素案を描いています。フューチャーサーチやワールドカフェといった小グループによる対話の手法を通じて、管理職も若手社員も一緒になって、今後組織として何を大事にしたいか、何を目指していきたいのかについて活発に意見交換しながら1枚の絵にまとめていくのです。

ビジョンやミッションについての議論を社内でやろうとしても、なかなかメンバー全員に「自分で作った!」という意識を持たせるのは難しいものです。どうしても一人ひとりの発言の機会が少なくなりがちですし、役職者に集中していることが多いからです。しかし、最近では多くのメンバーに参加意識を持たせることができる対話の手法が多く開発されています。自組織の未来を描くというこの施策は、ワールドカフェなどの手法を組織に導入する、絶好のチャンスでもあるのです。

組織の一体感・団結力のためのもう1つのポイント「登場人物になる」

目先の仕事以外についてコミュニケーションしているということ以外に、これらの事例に共通していることがあります。それは、各メンバーが未来・過去の組織のストーリーの「登場人物」であると言うことです。 組織が一体感を持ち、団結力を高めるためのもう一つのポイントは、それぞれのメンバーを組織のビジョンやミッションを与えられるだけの「受動的な存在」として扱うのではなく、組織にとって大事な役割を担う登場人物としてストーリーの中に描いていくことなのです。

自社の営業組織に一体感が欠けているな、とお感じの方はぜひトライツコンサルティングにご連絡ください。一体感醸成に向けた具体的なヒントを差し上げることができると思います。

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