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もっと伝わる資料に!営業現場で使えるビジュアル化の工夫例

もっと伝わる資料に!営業現場で使えるビジュアル化の工夫例

「百聞は一見に如かず」という諺のとおり、長々と説明されても分からなかったものが、ビジュアルにされた途端に「そういうことだったのか」と分かるようになる、ということがあります。

皆さんも、顧客向けや社内向けに資料を説明しているときに、「ここで分かりやすいイラストや写真があればいいな」「文章で説明するよりも、図表で説明する方が伝わりやすいのに」などと感じることがあることでしょう。

そこで、今回のトライツニュースでは、営業で使えるビジュアル化の工夫について、トライツでの実例をご紹介しようと思います。

B2B営業の資料はビジュアル化でもっと伝わるようになる

B2B営業の仕事の中にビジュアル化が役立つものは、実はたくさんあります。提案書や商品カタログにチラシはもちろんのこと、商品・サービスの活用マニュアルに顧客や販売店向けの勉強会資料に、社内向け報告書など、営業マンが日々作ったり使ったりしている資料の多くは、イラストや写真などを効果的に使うことでもっともっと伝わりやすくなります。

しかし、実際に作成されている提案書やマニュアルなどを見せていただくと、そのようにビジュアルを工夫しているものにはなかなか出会いません。長々と文章で説明しているばかりで「実際に商品・サービスを使っているイメージのイラストを、ここに入れたらもっと分かりやすくなるのに」と感じることが多々あります。

もちろん、皆さんお忙しい中で慌ただしく資料を作成されているので、写真やイラストを探す手間も惜しいというのはよく分かります。しかし、ビジュアルが不足しているせいでせっかく作った資料がうまく伝わらない、というのは大変もったいないことです。改めて補足する資料を作り直す手間を考えると、多少の煩わしさはあっても最初からビジュアルを工夫しておくことが、最終的には仕事の効率化につながるのではないでしょうか。

最小限のコストと手間でビジュアルを工夫しよう

とはいえ、多くの営業組織では、ビジュアルを活用した資料づくりというのは難しいものです。外資系のコンサルティング会社など、提案書のクオリティが仕事や売上に直結するような業界では、イラストを描いたりスライドのデザインを整えたりする、ビジュアルの専門家が社内にいることがあります。しかし、一般的な営業組織では、そのような人がいることはまずありません。そのため、オフィスソフトについているクリップアートや、Web上にある著作権フリーのイラストや写真ぐらいしか使っていないという人が多いように思います。

そのような出来合いのもので事足りるのでしたら、コストも時間もかからないので問題ありません。しかし、提案書や活用マニュアルで使いたいビジュアルというのは、「今、顧客はどんなことに困っているのか」という状況を表すものや、「この商品・サービスをどのように使うのか」という利用イメージなど特殊なものが多いので、なかなか出来合いのイラストや写真ではぴったりとフィットしにくいものです。だからと言って、営業組織内にはデザイナーもいないし、イラストレーターに外注するとお金も手間もかかってしまう。コストも手間も最小限にして、ビジュアルの工夫をできるすべはないのでしょうか?

実は、トライツがクライアントの作成した資料に手を入れるときも、先に述べたのとまったく同じ悩みを抱えています。ビジュアルを入れるほうが絶対に伝わりやすくなるのですが、シーンがあまりにも特殊なために出来合いのイラストや写真ではフィットしない。だからと言って、明日持っていく提案書のために今から外部のイラストレーターを手配するわけにもいかない。このようなときにトライツでは次のようなサービス・ツールを活用して、ビジュアル化して伝わりやすい資料を作るようにしています。

工夫例①:iStockPhoto

最初にご紹介するのは、ご存じの方も多いでしょうオンライン画像マーケットサイトのiStockの写真版である「iStockPhoto」です。ゲッティイメージズ社が持つ4,000万点以上の画像やビデオのそれぞれに、タグというキーワードが付けられているので、キーワードを上手に入れられれば目当ての写真を検索できます。

このトライツニュースで使っている写真は、ほぼすべてがこのiStockPhotoから探し出したものです。よくあるビジネスシーンはもちろんですが、ひねりが効いたイラストもたくさん含まれているので、社内外向けのスライドなどに有効に使えることでしょう。

必要な都度購入するという買い方もできますし、月間○○枚までダウンロードできるという定額使用という買い方もできます。定額使用のうち未使用分は翌月以降に繰り越し可能ですので、おおよその利用枚数に合わせて定額使用するのが賢い使い方でしょう。

工夫例②:さし絵スタジオ2

よくあるビジネスシーンなどであれば、iStockPhotoの写真でかなりカバーできるのですが、提案書やマニュアルなどで商品・サービスの利用イメージを伝えるためにビジュアルに凝ろうとすると、人の服装やポーズに表情、建物や設備などの角度や向きなど、どうしても細かいところを直したくなるものです。

そんなときに使えるのがソースネクスト社が販売している「さし絵スタジオ2」です。これはビジネスシーンで使える様々なイラストを集めた素材集ですが、最大の特長はそれぞれの素材をかなりアレンジすることができるということです。仕事で使う道具や機械に車などは、3Dで回転させることができるので、好きなアングルで見せることができますし、色も好きなように変えることができます。人にいたっては、表情に服装、手に持っているものや手の形などをさまざまなパターンに交換可能ですし、さらに全身の関節を動かすことができるので、いくらでも好きなポーズを取らせることができます。

これだけ高機能であるにもかかわらず、値段は1万円程度ととてもコストパフォーマンスの高いソフトです。あまり世の中に知られてこそいませんが、提案書やマニュアルのビジュアル化の強い味方となることでしょう。

工夫例③:専門イラストレーター

「さし絵スタジオ2」があればかなりのビジュアルは作れますが、もちろん限界があります。もっと細かくいろいろと指定したかったり、人や物のサイズをデフォルメしたくなったり、特定のタッチを出したくなったりすると、専門のイラストレーターにお願いする、ということになります。

昔はイラストレーターさんに来てもらって、過去の作品を見せてもらい、こちらの要望を伝えてサンプルを作ってもらい、その修正指示を出して、と1つのイラストを作るのに結構な手間がかかっていました。また、値段も決して安くはありませんでした。しかし最近では、対面で会うことなく、メールなどのやり取りだけで短期間でかつ安価に作ってくれるところがたくさんあります。過去の作品もWebに掲載されているところが多いので、自分の好みに合ったものを選ぶことができるでしょう。

安価かつスピーディにビジュアルを工夫できるようになった!

以前は、ビジュアルで工夫をしようとすると、結構な価格となっていました。そのため、本当はビジュアル化したかったものの断念せざるをえなかった、という体験をした方も多いのではないでしょうか。

しかし、現在はiStockPhotoのようなサイトや、イラストを自分たちで手軽に加工できるソフトなど、相手に分かりやすく伝える資料を作るための工夫を、きわめて安価に、かつスピーディにできるようになっています。

「顧客に見せる資料をもっと伝わるものにしたい」
「ビジュアル化の力を自分も試してみたい」
という方はぜひ、ご紹介したiStockPhotoさし絵スタジオ2を覗いてみてください。そして、自分たちが作成している資料にどんなビジュアル化の工夫ができそうか、確かめてみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

門田 尚之
顧客とB2B営業のコミュニケーションデザインや販売促進、商品・サービス企画・開発における課題解決が得意領域。「現場感覚を大切に」がモットーです。
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