組織づくり

成果を上げるチームビルディングのための5つのコツ

成果を上げるチームビルディングのための5つのコツ

企業に勤める限り、必ずチームワークが求められます。飲み会や週末のイベントを通じて、チームの結束を高めようとする企業が多いかと思いますが、飲めない人やイベントの内容に興味が持てない人にとっては、苦痛なだけかもしれません。そこで今回は、ビジネスの成功に効果があるチームづくりについて考えたいと思います。

1.適材適所

チームを結成する際、まず目標の達成に必要な役割を明確にする必要があります。その上で、各スタッフの能力や特性を判断し、最も適切な役割を割り当てます。また、いくら優秀でも同じ分野が得意な人を大勢抱えていてもバランスがとれず、プロジェクトが成功するとは限りません。最も適切な人材で必要な役割をすべて埋めることが優先です。

2.「イエスマン」はいらない

他の人の言うことに何でも同意する「イエスマン」は、チームの和をみだすようなことはしないかもしれませんが、目標の達成にはあまり貢献しません。各自が自分の役割の視点で意見・情報を提供しなければ、チームリーダーは問題に気づかず、プロジェクトが途中で挫折しかねません。また、イエスマンは他の人の意見に同調し、自分で考えて行動しないため、責任感が薄いのも特徴です。

3.ブレインストーミングで参加意識を高める

ミーティングでチームメンバーが独自の視点で意見を出し合い、プロジェクトについて話し合う機会を定期的に設けることによって、チームの一員としての自覚を高めると共に、目標の達成における各自の役割意識を強化できます。

4.チームの中の個人を大切にする

「チーム」を重視しすぎると、個々のメンバーに対する注意が行き届かなくなる場合があります。チームを構成しているのはあくまで個人のメンバーなので、各個人がうまく機能しないとチーム全体もきちんと機能しません。そのため、個人に対するケアが必要です。つまりチームリーダーは、メンバー各自とコミュニケーションをとり、チームとしての利益だけでなく、メンバー個人の利益も考慮することが大切です。たとえば、個人のキャリア目標など、やりがいを起こさせる要因などを聞き出し、それをプロジェクトの遂行で活かすようにすると、メンバーのプロジェクトに対するコミットメントも強まり、パフォーマンスも向上するでしょう。

5.意味のあるイベントを企画する

チームの結束を高めるためにイベントを企画すること自体は良いのですが、単に楽しくおしゃべりして終わってしまうイベントや、参加者個人の間に競争心を駆り立てるようなイベント(例:ゴルフ)はチームづくりには役に立たないものです。逆に効果があるものは、ある目的を達成するためにチームのメンバーがそれぞれ個人の特性を活かしながら協力し合う状況を提供するイベントです。さらに、その目的が参加者にとって有意義であればあるほど、効果的と思われます。例えば、地域のボランティア活動などに参加すれば、「社会に役立つことをしている」というポジティブな目的意識の元にチームのメンバーが協力し合うので、結束力のアップに繋がることも期待できます。

まとめ

日本では、元々個人の利益よりも集団の利益を優先させる風潮があり、集団の中に個人が埋もれがちになってしまう傾向があります。この場合、確かにチームの和が乱れることが少なく、一見チームワークができているように見えます。でもその反面、自主性や個人としての責任感が薄れ、個人が持っている優れた特性を発揮できないまま終わってしまいます。

効果的なチームづくりのためには、プロジェクトに関する決定プロセスにメンバーを参加させることによって参加意識や責任感を持たせ、メンバーそれぞれが個人の特性を活かし、スキルをさらに磨くことができる場を提供するのが効果的なようです。

 

参考:

5 Tips For Better Team Building

“Team building” requires much more than a weekend retreat

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投稿者プロフィール

寺島 孝輔
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